本のご紹介
向後 善之カウンセラー著書
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静なあたまと開かれたこころ ~吉福伸逸アンソロジー~
アメリカのカウンターカルチャーを生に体験し、70年代に日本に紹介し一大ムーヴメントを作った吉福伸逸のインタビュー、対談、エッセイを集めた、吉福伸逸アンソロジーです。吉福氏は、ジャズメンとして渡米するのですが、カウンターカルチャーの渦中に身を投じ、やがてセラピストになっていきます。
ハートコンシェルジュの向後善之、青山初音は、吉福氏のワークショップに参加するとともにアシスタントを勤めました。
本の中には、吉福氏と向後善之の対談が収められています。 -
パワーオブダンス―統合セラピーの地図
セラピーはオーダーメイドです。1つの理論手法では、対応できません。
本書では、認知行動療法、マインドフルネス、イメージ療法、ゲシュタルト療法、アートセラピー、ソマティックス等の手法をクライアントの状況に応じて適用して行く統合セラピーの地図を提案します。 -
自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられる!
「どうせうまくいかない」「自分にはムリだ」とダメ出ししたり、人間関係のつまずきなどが気になって、クタクタになっていませんか? 実は日常的に、他人からある「侵入型コントロール」を受けていると、次第に自分の感じ方・考え方に自信がなくなり、自分を否定するようになります。知らぬ間にはまっている他人にコントロールされる人生から抜け出して、自分らしく生きるヒントを人気カウンセラーである著者がわかりやすくアドバイスします。
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就活でうつにならないための本
近年の就職活動は、大変です。会社説明会に行き、何枚ものエントリーシートを書いて、OB・OG訪問をして、何度も面接を受け、何社も落ち、それでも諦めずに会社を受け続け、なんとか就職に漕ぎつくといった人たちが多いと思います。これは、従来の就職活動とは、比べ物にならないほどのプレッシャーです。そのため、学生さん達の中には、精神的なバランスを崩してしまう人たちもいます。
この本では、就活をしている、あるいは、これから始めようとしている学生さん達のプレッシャーを少しでも少なくするために、無駄な情報に惑わされず、ストレスがあっても折れず、想定外のプレッシャーにも負けないためのノウハウをお伝えしています。 -
おとなの悩トレ!
311以降、「想定外」という言葉をさかんに耳にしました。しかし、想定外だから仕方が無いのでしょうか?実は、日常の中に「想定外」はたくさん存在します。例えば、「あっ、やばい、どうしよう」と思った時、あなたはすでに「想定外」の世界にいるのです。
想定外のことがおきないように対策を講じると言うリスクマネジメントは、比較的ひろく行われているように思います。こうしたリスクマネジメントは、一度マニュアルを作ってしまえば、ある程度ルーチンワークのようにできます。しかし、「想定外」のことが起きた時は、主に自分の頭で考え行動するクライシスマネジメントが必要になってきます。適切に考え行動するということは、すなわち適切に悩むということです。本書では、人生の中で起こる「想定外」の出来事を例にとりながら、それを建設的に乗り越えていくための8つのステップを提案しています。想定外の出来事を乗り越える秘訣は、「きちんと悩むこと」なのです。 -
人間関係のレッスン
最近、人間関係の悩みでカウンセリングオフィスにいらっしゃる方が増えています。彼らの多くは、自分では普通にふるまっていると思っているのに、職場の上司や同僚との関係が、どうもうまくいかず、精神的に落ち込んでしまったり、不安になったりしています。新しい部署に異動して心機一転頑張ろうと思っても、結局同じ様なことが起こり、いつも居心地が悪くなってしまうなどと言われる方もたくさんおられます。
こうした人間関係の悩みには、ある傾向があります。多くの場合、ちょっとしたボタンのかけ違いが、人間関係をどこか居心地の悪いものにしてしまっています。本書では、そうしたちょっとしたボタンの掛け違いを変えていくことによって、人間関係をよりよいものにしていくヒントをお伝えしています。
また、人間関係を徹底的に破壊するモラルハラスメント(パワーハラスメントや職場内いじめなど)の見極めと、対処の仕方について書いております。
この本が、人間関係の悩みをかかえる方々のストレスを、少しでも少なくできるためのヒントになればと、願っております。 -
カウンセラーへの長い旅―四十歳からのアメリカ留学
「カウンセラーへの長い旅」は、"ハートコンシェルジュ カウンセラー'sブログ"の留学日記のカテゴリーで連載していたものを加筆してまとめたもので、私が留学していたCIIS(カリフォルニア統合学大学院)の授業風景や、卒業後のインターンカウンセラーとしての経験などを中心に、アメリカでの生活で気づいたことを書いています。
お金をためて、40歳でそれまで勤めていた石油会社を退職して留学したのですが、アメリカでの学生生活は、順風満帆というわけには行かず、山あり谷ありで、今思い出してみると綱渡りの連続でした。
でも、そのおかげで、さまざまな人たちと知りあうことができ、それまでの人生とは180°変わる文化の中で生活することができ、自分としては、かけがえのない経験だったと思います。 -
わかるカウンセリング―自己心理学をベースとした統合的カウンセリング
この本は、元々大学での臨床心理学の教材用に作った資料をベースとして書きました。
その大学では、臨床心理学のクラスには、500人ぐらいの学生が履修していて、毎回授業に大量のコピーを持っていくのに疲れたこともあり、コスモス・ライブラリーの大野社長にお話しして、資料を本の形にまとめたものです。
大学で授業をやっていると、学生達はなかなか正直で、教える側に情熱がないと、見向きもしてくれません。
彼らに興味を持ってもらおうと考え、流派にこだわらずクライアントさんの状況にあわせてカウンセリング手法を選択していく「統合カウンセリング」の考え方について、学生達にわかりやすいようにというおとを心がけて書きました。
その成果でしょうか?ある学生さんからは、「せんせー、臨床心理学って面白いじゃん」と言っていただきました。まあ、タメ口には、やれやれですが、興味を持っていただいたのはありがたいです。 -
スピリチュアリティーとは何か―哲学・心理学・宗教学・舞踊学・医学・物理学それぞれの視点から(共著)
知り合いの尾崎真奈美さんから頼まれて、第5章を担当しました。
私の担当分の内容は、精神世界に関わる集団が、なぜ暴走し過激化することがあるのか、そのメカニズムと、暴走する集団の見分け方について書きました。
久保 隆司カウンセラー訳書
海老原 由紀カウンセラー共著
山登敬之先生著書(東京えびすさまクリニック院長、ハートコンシェルジュ顧問)
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拒食症と過食症―困惑するアリスたち拒食症と過食症―困惑するアリスたち
痩せたい!食べてしまう!引き裂かれた少女たちの「いのちの迷宮」
大人になるための冒険の中で、少女たちは混乱し、「痩せること」「食べること」の狭間を漂いはじめる。現代のアリスたちの心の迷宮と癒しの物語をたどり、「時代の病」の本質を問う。 -
パパの色鉛筆―精神科医ヤマトのつぶやき、その他。パパの色鉛筆―精神科医ヤマトのつぶやき、その他。
人生50年、精神科医25年。どこから読んでも泣ける、笑える、楽しめる、ヤマトワールドへの旅。表題作ほか、「彼女と虎とサルトルと」「呪いのかなた」「ライ麦畑のこちら側」など臨床エッセイ24本、「いじめのドラマツルギー」「死体のためのエチュード」など評論、その他12本、計36作品を一挙掲載。
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子どもの精神科子どもの精神科
自閉症ってひきこもりのことじゃないの?元気な男の子と思ってたらADHD?!このまま不登校が続くとどうなっちゃう?娘のダイエットは行きすぎでは…?病院を探す前に、ちょっと勉強。児童精神科の専門医がやさしく書きました。
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芝居半分、病気半分
あるときは精神科医、またあるときは劇団員―診察室と稽古場のあわいをゆく演技派エッセイ。
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「新版・子どもの精神科」(ちくま文庫)
チックは親の愛情不足が原因?元気な男の子と思っていたらADHD?!このまま不登校が続くとどうなっちゃう?娘のダイエットは行きすぎでは?年代ごとに現れやすい症状とその対処法を、児童精神科の専門医がやさしく解説。病院を探す前に、ちょっと勉強することで安心できる。子どもの心に何が起きているのか、知っておきたい親や教師の必読書。
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「世界一やさしい精神科の本」(斎藤環との共著・河出文庫)
発達障害、ひきこもり、対人恐怖、拒食症/過食症、解離、トラウマ、人格障害、うつ病、統合失調症…いまや精神科の知識は現代人にとって必要不可欠。心のケアの第一歩に、悩み相談の手引きに、そしてなにより、自分自身を知るために―。一人に一冊、はじめての「使える精神医学」。
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「母が認知症になってから考えたこと」(講談社)
ボケてゆく母、解放されてゆく私。母離れしたつもりの男、介護に直面。自己の生育歴をもとに、男子の育ちと時代を問い直す心理エッセイ。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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「子どものミカター不登校・うつ・発達障害ー思春期以上、病気未満とのつきあい方」(日本評論社)
思春期はいつもグレーゾーン。悩みか病気かあいまいな子どもと向き合うためにベテラン精神科医が明かすヒント。
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「わからなくても、こころはあるー発達障害、不登校、思春期のミカタ」(日本評論社)
わからないという前に言葉に耳を傾ける。わかるように教えてあげる。あるいは患者になってみる。「あたりまえ」を大切にしながら親子の悩みを軽やかに解きほぐすベテラン精神科医のアプローチ。
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「東田くん、どう思うー自閉症者と精神科医の往復書簡」(東田直樹との共著・角川文庫)
自閉症の当事者である“東田くん”と、精神科医である“山登先生”が約2年半にわたり交わした往復書簡。発達障害や支援についての話題から、記憶や生き方、嘘や愛についてなどの哲学的なテーマまで―時に飛び出る東田くんの革新的な意見に、山登先生も「こりゃ驚いた!」。診察室ではできない率直でスリリングな掛け合いから生まれる発見の数々。生きづらさを抱える全ての人へ伝えたい。