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役に立つ心理学コラム「宗教または、スピリチュアルな問題?(6)」

宗教または、スピリチュアルな問題?(6)

これまで説明してきたスピリチュアルエマージェンシーの諸形態は、従来は精神疾患としても分類されてきましたし、現在でもメインストリームの臨床家は、精神疾患として分類しています。

例えば、「魂の暗夜」は、うつや不安に分類されるでしょうし、「サイキックオープニング」「中心回帰による心理的再生」は妄想と言えるし、「霊的ガイドとの交信とチャネリング」は、幻聴としてとらえることができるでしょう。そして、「クンダリニーの覚醒」は、身体表現性の精神疾患として分類されるでしょう。

こうした危機的状態を乗り越えることができれば、世界観が広がり精神的な成長に繋がるというスピリチュアルエマージェンシーの考え方そのものには、僕は同意しますが、別な問題もあると思います。

例えば、「悪魔からのメッセージが聞こえる」というのは、宗教的な、ないしは、スピリチュアルなテーマですから、「宗教または、スピリチュアルな問題」と分類されるのでしょうが、「私のことを非難する声が聞こえる」という幻聴とどこが違うのでしょうか?

僕は、基本的には、まったく違いがないと思います。両者とも、本人には「声」が聞こえているという状況には、差がないからです。

それに、「私のことを非難する声が聞こえる」という幻聴を持つ人が、その困難を乗り越え、精神病的症状から回復し、その結果精神的に成長していったという例もあります。

ですから、「悪魔からのメッセージが聞こえる」というのと、「私のことを非難する声が聞こえる」との間には、本質的な違いは、まったくないわけです。

「宗教または、スピリチュアルな問題」を分類すること自体は、単にテーマの内容を示すだけの意味しかありません。

しかし、どうやら、『「宗教的または、スピリチュアルな問題」ないしは、「スピリチュアルエマージェンシー」に直面するのは、精神的な高みに達している証拠である』という誤解があるようです。

この考え方は、傲慢であると言えるでしょう。聞こえる声の内容で、精神性の優劣が判断できるものではありません。


(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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