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役に立つ心理学コラム「自己実現に向かうプロセス(1)・・自己実現とは?」

自己実現に向かうプロセス(1)・・自己実現とは?

自己実現の概念は、人間性心理学の中から生まれました。

近代心理学は、精神分析から始まり、行動主義心理学が生まれ発展していったわけですが、人間性心理学は、第3の心理学として登場しました。そして、人間性心理学を創設したと言われるのが、アブラハム・マスローです。

マスローをはじめとする当時の人間性心理学派の人たちは、精神分析に対し、人間の病的な部分にのみ焦点を当てすぎていると批判し、行動心理学の環境からの刺激に反応するという単純なモデルでは、人間の心理は、説明しきれないと批判しました。

当時の人間性心理学派の人たちは、人間の心の病的な部分にのみ焦点を当てるのではなく、健全な部分に焦点を当てるべきだと考えました。その中から生まれたのが、自己実現という概念です。

最初は、マスローらの考え方は、「非科学的である」という批判を受けていたのですが、やがて多くの専門家が理解を示すようになり、1967年から1968年には、マスローは、アメリカ心理学会の会長職を務めました。

自己実現とは、「個人の才能、能力、潜在性などを十分に開発、利用すること」と定義されます。自分の情動、思考、行動の中に何の矛盾もない状態です。そして、自己実現こそが、人間の精神的成長のゴールであるとされました。

人間は、本質的には、全て自己実現に向かって成長しようとしますが、そこに至るまでにはさまざまな困難があり、その困難に伴う精神的な不調が激しくなったときが精神病理と呼ばれる諸症状であり、別な言い方をすれば、脳の器質的な障害を除くあらゆる精神病理は、自己実現に向かう過程における混乱だと見ることができます。僕自身は、この考え方を基本的に支持しています。

前述したように、人間性心理学は、当初は、精神分析や行動心理学(認知行動心理学)から批判を受けていたのですが、現在では、精神分析も認知行動心理学も人間性心理学の考え方を大幅に取り入れ始めています。

例えば、近年注目を集めている自己心理学は、精神分析に人間性心理学の考え方を取り入れたものでありますし、DBT(弁証法的行動療法)をはじめとする認知行動心理学の第3の波と言われる諸理論も、認知行動心理学と人間性心理学を統合する動きと言えると思います。

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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