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役に立つ心理学コラム「カウンセラーは、共感ばかりではない(3)」

カウンセラーは、共感ばかりではない(3)

「そうですね、頭にくることもありますよね」というコメントは、非常に危険です。もし、カウンセラーの中に、クライアントに嫌われたくないといった心理があったら、そこをクライアントにつかれてしまい、最終的にクライアントの正当化に利用されてしまうかもしれません。

そもそも、「クライアントに嫌われたくない」という感覚があったら、もはやこのコメントは、共感ではなく、その場をやり過ごそうとする、単なる同意にすぎません。

このようなクライアントのコメントに対しては、例えば、以下のような対応があります。

クライアント:「先生だって、奥さんに頭にくることあるでしょ?」

カウンセラー:「その質問に対しては、後でお答えしましょう。その前に、いま●●さんのおっしゃった、『先生だって、奥さんに頭にくることあるでしょ?』という質問の目的を教えてもらえますか?」

クライアント:ちょっと、とまどった様子で、「いや、その、先生も、そういう気持ちになることがあるかなって思っただけです」

カウンセラー:「それは、目的ではありません。●●さんは、さきほどの質問で何を求めていたのでしょう?」

クライアント:沈黙の後、怒った表情で、「何を、めんどうなこと言っているんですか?お金を払っているのは、こっちですよ。カウンセラーには、クライアントの質問に答える義務があるでしょう」

カウンセラー:「質問にお答えしないとは、言っていません。ただ、質問の目的をお聞きしているだけです」

クライアント:激怒して、「なんだ、それは!ばかにするのもいいかげんにしろ!」と、テーブルをたたく。

ここで、少し間をおき、

カウンセラー:「今と同じようなことが、奥さんとの間で、起こっているということは、ありませんか?」

クライアント:沈黙。

・・と、まあ、こんな感じです。ここまでのことは、めったにしませんが・・。

このやりとりの目的は、クライアントの真のテーマに注意を向けさせる方法で、コンフロンテーション(直面化)とも言われます。そして、クライアントの妻とのやりとりを、「今ここ」でカウンセラー相手に再現させます。

「今ここ」で起こっているやりとりの中で、クライアントは、自分の中で起こっているプロセスに直面することになります。

カウンセラーは、共感ばかりしているわけではありません。時には、こうしたコンフロンテーションを行います。

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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