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役に立つ心理学コラム「普通の人にも幻覚」

普通の人にも幻覚


幻覚は、精神病圏の症状とされていますが、必ずしもそうではないと、僕は考えています。

実は、まったく普通に生活している人たちの中にも、幻覚の経験を持つ人は、けっこういます。以下は、その一例です。

『私が、部屋で電気を消してうとうとしていた時のことです。私の耳には、はっきりとオーケストラの奏でる音楽が聞こえました。私は、楽器をまったくやりませんし、普段はクラッシック音楽も聴きませんが、その時は、それがとても心地よく聞こえました。しかも、どの楽器がどこにあって、いつ音を出しているのかも、はっきりとわかるんです。とても不思議な感じがしました。これは、夢なんだろうなとも思ったのですが、なんだかとてもはっきりしたクリアーな体験で、そして、心地がよかったことを覚えています。

しばらくその音楽を聴いていると、いつの間にか、目の前にうっすらと丸い光が浮かんでいました。その光は弱いものでした。私は、その光に目を向けました。音楽は、その時も静かに流れていました。じっと、目を凝らしていると、その光は地球のようでもあり、なにか、ちいさな材木のようなもので覆われているように見えました。その一面の材木の間から、木漏れ日のように光が漏れていたのです。

その時、なぜか、私は、その丸い光が私自身だと確信しました。とてもなつかしい感じがしました。その瞬間、その光が心臓の鼓動のように動き出し、そして、激しく爆発しました。丸い光をおおっていた材木は、どこかに飛んでいってしまい、その後には、静かな青い光が浮かんでいました。 』

この話の中に出てくる青い光を放つ球体は、この方(仮にCさんとしましょう)には、はっきりと現実的に見えたのだそうです。この幻覚体験時のCさんは、まったく精神病理の範疇ではなく、普通に仕事についていました。ただ、人生の転換期であり、自分自身について深く見つめていた時期ではありました。

上記の体験の後、彼の人生は大きく変わっていきました。この不思議な体験は、Cさんの自己受容のプロセスを象徴的に示すものとも考えられます。ですから、幻覚があったからといって、それを精神病理の観点からのみとらえてしまうと、その人にとって、非常に大切なものを見落としてしまうこともあるのではないかと、僕は考えます。

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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