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役に立つ心理学コラム「組織崩壊のサイン・・(6) 」
組織崩壊のサイン・・(6)
(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
6.スケープゴートの発生とモラルハラスメント。
幹部から中間管理職の自己アピール度が強くなると、自分と意見の違うメンバーを徹底的に排除しようという動きが出てきます。特に、業績が停滞したり悪化したりした場合、違う意見を持つ人達は、スケープゴートにされます。
この動きが、モラルハラスメント(パワーハラスメント)を生みます。
モラルハラスメントが始まると、その傾向はエスカレートし、ターゲットにされた人達は、一般常識では考えられないような激しい精神的暴力を受けてしまいます。
モラルハラスメントは、速やかにストップしなければなりません。それが黙認されるようになり、だれもそれを止められないようになったら、組織は、末期症状を呈していると言ってよいでしょう。
(向後善之)