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役に立つ心理学コラム「よい上司になるために(1)」
よい上司になるために(1)
(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
今回から、よい上司になるためにはどうしたらよいかについて、お伝えしたいと思います。これは、多くの方々からお話を伺った結果を、僕の解釈を交えてまとめたものです。
1.「上はなんと言うかねぇ」は、禁句。
部下から提案があったとき、「上はなんと言うかねぇ」と答えないことです。「上はなんと言うかねぇ」という言葉は、部下からは、上司が責任回避していると映ります。
そうした言い方は避け、「私」を主語にして、自分の考えを述べましょう。
「私」を主語にするということは、自分の発言に責任を持つことを示しますから、部下に対しても説得力を持ちます。上司が、「上はなんというかねぇ」という発言を連発すると、部下のやる気を阻害しますし、最終的には、部下は、上司を信用しなくなります。
(向後善之)