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役に立つ心理学コラム「逆転移に気づく(2)」

逆転移に気づく(2)

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

よくないカウンセラーの例を示しましょう。

1)自分の正しい価値観をクライアントに受け入れさせることが自分の仕事だと考えているカウンセラー:

こうしたカウンセラーの場合、自分が最善の利益になると判断した態度や行動にクライアントを導こうとします。


2)クライアントに影響を与えないようにと心配するあまり、自分の価値観ばかりではなく、自分自身をも徹底的に隠そうとするカウンセラー:

これでは、クライアントにとって、カウンセラーは、ただのロボットのように感じられてしまいます。また、例えば、暴力的なクライアントの価値観「気に入らなかったら殴っても良い」に、なんのアプローチもできなくなる可能性があります。

カウンセラーは、自分の価値観に対して、治癒的中立性を保つ必要があります。すなわち、

「価値観について、押し付けにならないようにオープンでいること、また、特定の信念を説く伝道師ではなく、有能な専門家であること、それと同時に、自分が信じる価値観を信奉しても、必ずしも健康になれないかもしれないことを認めるだけの正直さを持つこと(Bergin, A.E, 1991)」

が必要です。

時には、自分の価値観をクライアントに提示する必要性が生じる可能性があります。カウンセラーが自分の価値観を開示する時には、「これは、あくまで私自身の価値観ですが」と、はっきり断ることが重要です。

決め付けるような態度を避け、クライアントが自分とは異なる価値観を持つことを尊重する態度を持つことが大切です。

参考文献
Bergin,A.E. (1991). Values and religious issues in psychotherapy and mental health.
American Psychology, 46(4), pp.393-403.


(向後善之)

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