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役に立つ心理学コラム「学んできた事・とりくんでいく事 その33」

学んできた事・とりくんでいく事 その33

その33 「『人は平等である』というのは妄想である」・・吉福伸逸さんの言葉の解説

人は、不平等の中で生きています。知的能力も不平等、身体能力も不平等、容姿も不平等、生まれ育った環境も不平等です。もし、これが完全に平等であったら、ほとんどの人が、なにもしようとしなくなるかもしれません。なぜなら、どうせみな同じだからです。そんな完全平等の世界で、だれかが純粋な好奇心で自らを発展向上させてしまったら、その人は、他に抜きん出てしまいます。つまり、その時点で、なんらかの不平等が生じるのです。このように、完全な平等は不可能なのです。

平等ではないからこそ、少しでもよくなろうという意欲が強くなり、人類が文明を作り発展してきたとも言えます。

彼はなんで上手くいっていて、私は上手くいかないのだろうと自問した時、その状況を打開するための、あるいは、その違いを理解しようとするための意欲が生まれるのでしょう。その意欲が、成長や発展の主要なエネルギー源となります。

今の世の中、「みんな平等にすべきですよ」というメッセージにあふれています。例えば、学校という場を見てみましょう。幼稚園や小学校の学芸会では、みんな主役にならなければならないし、運動会では1位になっても表彰される訳ではありません。「学芸会で主役と脇役がいるのは不平等だ。脇役になった子がかわいそうではないか」、「表彰されるのが足のはやい子だけというのは、不公平ではないか。足の遅い子は、差別され不平等な目にあわなければならないのか」などという大人たちの意見があったからです。

しかし、平等を声高に主張する同じ人が、例えば自分たちが勝ち組になるために他人より上に行こうとし、子供を偏差値の高い学校に進学させようとします。

平等は求めるが、自分は少しでも優位な立場にありたいと望む訳です。言わば、今の社会は巨大なダブルバインドの中にあるのかもしれません。

吉福さんは、「人は、人であるというところでのみ平等」なのであって、それ以外では不平等なのが当たり前だと言います。それを、ヒューマニズムの名の下に「人は平等である」というメッセージにまで概念を拡大してしまうのは妄想なのだということです。


(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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