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役に立つ心理学コラム「学んできた事・とりくんでいく事 その29」

学んできた事・とりくんでいく事 その29

その29 「セラピーとは当人が絶対に認めたくないものを認めてもらうということだ」・・吉福伸逸さんの言葉の解説

セラピーと言うと、共感・傾聴が強調されます。本来の意味の共感・傾聴であればそれは、クライアントのプロセスをサポートするものになりますが、それが見せかけであり、セラピストが本心で共感していないのにそのふりをしているだけということになると、クライアントと傷のなめ合いをするだけになってしまいます。

傷のなめ合いは、なんのサポートにもなりません。例えば、セラピストが、「そうだよね、あなたが悪いのではなく、親がいけないんだよね」、「そう、今の社会が悪いんだよ」、「会社に行くのが苦しいんだから、会社は休んで、夜友達と飲みに行くのは当然だよね」などと、共感もしていないのにクライアントに迎合するのであれば、それはもはやセラピーではなく、従って、クライアントに何の成長も変化も促しません。

自分のテーマに直面してもらうために、吉福さんは、クライアントに、「どんなに嫌なことも、あなた自身が選択していることであり、社会がやらせているのでも他人がやらせているのでもない」といったことを、あえて投げかけることもあると言っています。そのことを、吉福さんは、「人に嫌われるセラピーが大切だ」などと表現しています。このような直面化を促すアプローチは、クライアントから非難され嫌われるかもしれないからです。だれでも、自分の嫌なところは見たくないですからね。しかし、ときには嫌われる覚悟をしても、クライアントがテーマに直面化するようにアプローチするのがセラピストの仕事だと吉福さんは言います。

「人に嫌われるセラピー」といっても、そこには、クライアントが最も認めたくないことを認めるセラピストの姿勢が背景にあります。「あなたが嫌だと思っているところは、実は自分自身で選んだものなんだよ。でもその選んだものを僕は受け入れているよ」というメッセージが背景にあるのです

そうした背景にふれて、クライアントは、それこそ生まれてはじめて安心して自分を受けれることができるようになるかもしれません。


(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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