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役に立つ心理学コラム「倫理・価値観・道徳・法律」

倫理・価値観・道徳・法律

倫理は、価値観や道徳や法律とどこが違うのでしょう?

価値観(Values)とは、人の日々の生活を方向付ける信念や態度を示します。
価値観とは、個人個人によって異なります。
イチローは、ヒットを積み重ねることに価値観を見出すでしょうし、バレンティンは、ホームランを打つことに価値観を見出すでしょう。

しかし、中には、一般的には容認できないような価値観も存在します。
例えば、DVの加害者が、「不快だったから妻を殴って何が悪い!」と言ったとします。それは、とても他の人には容認できないものであるかもしれないし、不快なものでもあるかもしれません。しかし、それは、その人の価値観なのです。従って、価値観は、善悪の判断基準ではありません。

道徳(Morality)とは、正しく適切な行為についての、文化的または宗教的背景に基づいた評価を示します。
そのため、道徳は、善悪の評価基準となります。そして、その評価基準は、その人の属する文化や宗教によって異なることもあるわけです。例えば、厳しい儒教の文化では、親に口答えするなんていうのは、もってのほかということになります。しかし、ほかの文化圏では、儒教の文化の中で口答えとされるものが、好ましい自己主張と見られるかもしれません。

法律(Legal criteria)は、社会が許容しうる最低の基準を定義するもので、基本的に正しくない行為を定めるものです。


それに対し、倫理(Ethics)とは、正しい行為を目指してルールを提供するために個人や集団によって採用される道徳原理を指します。つまり、その職能が設定する努力目標、あるいは理想的な態度や行動を示す基準と言えます。
つまり、倫理的行為とは、その人が、倫理コードの根底にある哲学的原理を理解して、内省し、努力することによって実現します。

時には、倫理と法律が矛盾する場合もあり得ます。例えば、未成年に対するカウンセリングを行っているとき、親がセッション中で開示された情報を知る権利を訴えた場合、それは、倫理コードの中の守秘義務と矛盾します。こうしたケースは、非常に難しい問題を含む場合がありますので、単純な答えはありません。最終的にカウンセラーが判断しなければならないことは、たくさんあります。一般的には、倫理と法律が衝突する場合、カウンセラーは、まず法律を遵守しながら、倫理コードに最も適合する解決方法を探ることになります。

倫理的になるということは、このように「自分の頭で考える」プロセスが非常に多いといってよいでしょう。そして、カウンセラーが明確な倫理的立場を維持するためには、自分の行動や態度が、クライアントの利益を第1に考えているのかを常に内省する姿勢が必要です。


(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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