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役に立つ心理学コラム「傷つくという言葉2」
傷つくという言葉2
僕は、これまでの人生で、「私は傷つきました」という言葉を使った記憶がありません。
同じシチュエーション、すなわち傷つく場面で僕がやってきたことは、とてもみなさまにご披露できない、数々の売り言葉、買い言葉、おどし、すかし、はったりであったかもしれません。時には、足がすくんだかもしれませんし、ひたすら逃げたかもしれません。冷静である場合には、「それ、本気で言っていますか?」とか、「(今のあなたの言葉、)非常に不快です」と言いました。
これは、僕の好みの問題です。
だから、他の人が、「私、(あなたの言葉に)傷つきました」って言うことになんの抵抗もありません。ただ、その言葉を聞いた時、それが正直な気持ちを反映したものか、なんらかの作為があるのかについては、注意深く耳を澄まします。
最近この言葉を、しかも連発で、しかもしかもクライアントさんではない方からお聞きし、とても違和感を持ちましたので、ちょっと書いてみました。
こういう言い回し、昔はあまりなかったように思いますが・・?
(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)