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役に立つ心理学コラム「第1594回「ハラサーは組織を潰す(10)」」

第1594回「ハラサーは組織を潰す(10)」

 その頃からG氏の発言は過激さを増し、あからさまに課員を批判するようになりました。課内ミーティングの席上では常に課長の隣に座り、G氏の提案に疑問を投げかける課員に対し「君にはやる気がないのか」、「そんな向上心のない意見はだめだ」などと公然と非難します。G氏は大声なので、他の部署からもその課のミーティングは注目を集めます。ですから、ミーティングで批判された人は部内全ての人に知られることになります。

 しかし、G氏の提案は相変わらず非現実的なもので、収益性も不明確、人的な労力もかかるものでした。他の課員からの疑問は、そうした金銭と人員に関する具体的なカテゴリーでなされていたのですが、G氏は「やる気がない」、「向上心がない」といった精神論にたくみに話題を誘導していきました。G氏の口癖は「おれだけがまともに仕事をしている」でした。彼のこの口癖は、他の課員からの反感を買い、また士気を低下させました。しかし、もはやG氏と気脈の通じているI課長はG氏の暴走に歯止めをかける発言はいっさいしなくなり、そのためだれもG氏に異論をはさむことはなくなりました。

 さらに困ったことは、G氏の発言に一貫性がないことです。最初に提案していたことと全く反対のことをしばらくしてから強硬に主張することもたびたびありました。例えば別の課員が提案したプロジェクトを徹底的に批判したG氏が、1年後にほぼ同じ内容のプロジェクトを提案し、強引に実行に移すということもありました。G氏は、その時「どうして皆にはこうした発想がないのか」と、例の大声で発言しています。G氏にとっては、同じ発想でも自分の提案以外はNGなのです。

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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