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役に立つ心理学コラム「ハラサーは組織を潰す(8)」

ハラサーは組織を潰す(8)

 C課長は、出世争いからやや遅れ気味で、自分の能力を上層部にアピールしなければならない時期でした。冷静に考えれば、有能なA氏の実力を引き出すことが、C課長のマネジメント力を示すことになります。C課長は課のトップであるにもかかわらず、他部署からも信頼されていて、めだつ存在だったA氏がうとましかったのではないかと思われます。C課長は、自分が優れていることをA氏を貶めることによって示そうとしたのだとも言えます。また、C課長とほぼ同時に配属されてきたD氏はC課長のイエスマンであり、F部長とも旧知の仲だったことから彼らを巻き込み、A氏をより窮地に追い込むことになりました。
C課長の行為は、A氏に対する嫉妬が起点となっているのですが、そうした動機は、「君のために言っているんだ」という一見親切そうな言葉によって巧妙に正当化されています。C課長のA氏に対する一連の行為は、断続的な精神的暴力であり、あきらかなパワーハラスメントと言えます。
A氏は、C課長が自分の成長のために注意を与えてくれていると受け取っているので、自分自身改めなければならないところがあると内省するでしょうし、F部長やD氏がC課長と同じ考えでいることを知れば、自分が常識はずれなことをしているという気持ちにもなり、自分自身を責めるようになるのも当然です。
 C課長のように、自分の立場を利用し、抵抗できない立場の人に対して、罪悪感を植え付けながら精神的攻撃をし、しかもそうした理不尽な攻撃を「部下の教育」という名のもとに正当化するパワーハラスメントは少なくありません。
 また、この事例のように他者(F部長やD氏)をまきこみ、集団によるいじめのような状態に発展することもあります。実際、職場内いじめには、多くの場合、上司や職場のナンバー2がからんでいます。彼らが率先していじめに加担したりすることもありますが、すでに起こっているいじめを黙認するだけでも、いじめは正当化されることになり、止めることがむずかしくなります。

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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