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役に立つ心理学コラム「「防衛的感情表現とオーセンティックな感情表現 その1」-2」

「防衛的感情表現とオーセンティックな感情表現 その1」-2

あらゆる感情は、良い悪いで判断されるべきではありません。喜怒哀楽全ての感情は、生きるエネルギーだと、僕は考えています。だから、泣きたいときは泣けば、怒りたいときは怒れば、嬉しいときは喜べばいい。

しかし、「表現」の中には好ましくないものもあります。

それが防衛的に使われる場合です。奥底にある本当に表現したい感情を変形させ防衛的に表出させてしまう「表現」です。

例えば、境界性人格の人は激しい怒りを示し、演技性人格の人はドラマチックな出来事の中に自分をおき、自己愛性人格の人は他者を執拗にコントロールし、依存性人格は徹底的に他者に依存し、妄想性人格は他者から攻撃されているという思いに固執するという表現をします。これらの「表現」は、「防衛的感情表現」と呼べばいいでしょうか・・。

これらの「防衛的感情表現」の奥底には、デリケートで脆く、これまでほとんど表現されてこなかった、別の言い方をすれば、守られてきた感情があるように思います。

これが、僕のセラピーの中の一つの基盤になります。

抑圧された感情が表現されたのなら、僕は基本的にそのプロセスを見守ります。吉福さんが言っていたように、プロセスがその人を最も良いところに連れて行ってくれると思うからです。

これは、ロジャースも引用した、老子の考え方に沿うものです。
人に干渉するのをやめれば、彼らは自分で自分の面倒をみる。
人に命令するのをやめれば、彼らは自分で行動する。
人に説教するのをやめれば、彼らは向上する。
人に押しつけるのをやめれば、彼らは自分自身になる。
というわけです。

それは、セラピストがクライエントに共感している状態と言えます。
しかし、「防衛的感情表現」がなされているとき、僕は、その「表現」に対して、一定の距離をおきます。

それは、カーンバーグが主張した、直面化につながります。

「防衛的感情表現」には共感はしないかもしれませんが、その奥底にある、何らかの理由で表現することが困難な感情を見つけ、その感情に共感していきます。

「防衛的感情表現」そのものには共感はしないのですが、そうした表現をせざるを得なかった状況は理解できるわけです。「防衛的感情表現」は、自分の心が生き残るための必死な試みなわけですね。
その「必死さ」については、共感するところがあるわけです。


(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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