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役に立つ心理学コラム「「受け入れ地獄」-2」

「受け入れ地獄」-2

「どうしたいの?」と聞かれたら、
「学校に行きたくない」と答えるだろう。
「行きたくないのなら、無理する必要ないのよ」と言われたら、喜んで学校を休むだろう。
そして、親が僕の自主性を尊重し、何も言わず見守ってくれて、食事も出してくれたら、学校に行こうと思わなくなるだろう。すべてが満たされている(ように感じる)のだ、学校なんて行く必要ない。やがて、僕はひきこもる。
この状況を続けることが良いとは思わないが、ひきこもり生活をやめ学校に行くという結論は、1日1日と先延ばしにされるだろう。「明日決めればいいんだ」しかし、明日は来ない。
僕の状態を心配した親に病院に連れて行かれたら、「起立性調節障害」と診断される。「ああ、病気だったのだ」と、僕は安心する。病気が治れば以前の僕に戻るだろうと親は期待する。
「病気」は一向に良くならず、ひきこもりは続く。ある日、「学校に行くだけが人生ではない」という言葉を見つける。僕はその言葉にしがみつき、ひきこもりを正当化しようとする。そして、こんな状態になった原因を外に求めるだろう。「親が悪いんだ!」、「学校が悪いんだ!」、「社会が悪いんだ!」と考えるようになる。


・・・ってな事がいたるところで起こっていると思いますね。もし僕が今中学生ぐらいで、こんな対応をされたら、確実に不登校ひきこもりになるなぁ。学校嫌いだったしね。
過剰介入もよろしくないが、過小介入もよろしくないのでしょう。
そして、こうしたプロセスにセラピストが加担したらいかんでしょうね。

この手の話になると、ついつい学校に行くべきとか行かなくてもいいという議論になりがちです。それはそれで議論すればいいと思うけれど、一般化はできないと思っています。目の前にいるひきこもりの人に対しては、と言うより全てのクライアントに対しても同じなんだろうけど、どれだけ本気で自分の言葉で語りかけるかに尽きると思います。
そうでないと、どんなに「正しい言葉」や「きれいな言葉」を投げかけても、紹介した事例のようなことが起こります。

セラピストとしてというならば、一般化に引っ張られず、自分の頭で考えること、ただし自分の考えを押し付けないこと、ごまかさないこと、自分の力の範囲を超えるのであれば協力をもとめるかリファーすることが前提で、あとは、ケース毎に対応を考えるということかと思います。




(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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