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交代人格の変容と成長(2)

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

僕のこれまでの経験では、このような過激で衝動的な人格も、他の交代人格と統合するなどの過程で、過激さや衝動的な
傾向がマイルドになっていくことが多いように思います。

さらには、過激な攻撃性が、他の交代人格と統合することによって、「前向きな積極性」へと変容していくこともあります。

交代人格が主人格に統合していくということは、主人格が、さまざまなストレス場面に耐えることができるようになってくる
ということで、その過程で、主人格は、次第に明確な意思を示すようになります。
統合が進むと、生活上の支障は、どんどんなくなっていきます。

最終的には、全ての交代人格は主人格に統合され、記憶のやり取りのあるサブパーソナリティとなっていきます。

そして、解離性同一性障害の時は、交代人格に守られて生きるという受け身的な立場を余儀なくされてきた主人格が、
回復とともにその人の人生の主役になり、全てのサブパーソナリティの上位に立つ存在となります。



(向後善之)

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