(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
サンフランシスコに来る前は、サマークラスも目一杯とって「最短で卒業する」のが目標だったのですが、最初の1学期でその
目標は消え去りました。
なんとか最後のファイナルペーパー(リサーチのクラス)を出し終わった後、とてもサマークラスをとる元気がわいてこなかった
のです。
また、自分の英語力の無さを実感した事もあり、夏休み中は英会話に集中する事にして、安いESLの学校に通う事にしました。
(夏休み中は、アダルトスクールは休みです)
その学校の授業料は一日3時間づつで1ヶ月$300でした。アダルトスクールの様に「ただ」という訳には行きませんが、まあ、
はらえない金額ではありませんでした。
僕のクラスのインストラクターは、シャノンという7カ国語を自由にあやつる雑誌の編集者で、とてもきれいな先生でした。
また、彼女は日本に1年間いた事があり、日本語もしゃべるのですが、彼女の日本語の発音はほぼ完璧(ケント・ギルバート並)
で、1年間であれほどうまくなるとはとても信じられない程でした。彼女は、一種の語学天才だと思います。
学校の最初の日の話題は、6月のサンフランシスコの恒例行事である「ゲイ・パレード」でした。
「ゲイ・パレード」には、アメリカ中のゲイの人達が集まってきて、サンフランシスコ中がレインボーフラッグ(ゲイの旗)
だらけになり、パレードや催し物で大騒ぎになります。
クラスの中では、ゲイ・パレードの歴史やサンフランシスコのゲイムーヴメント等についてディスカッションが行われました。
クラスの終わり頃に、シャノンがゲイ・パレードの写真のひとつを皆に見せながら、「私は、このレスビアンのオートバイ
パレードが一番好きだわ」と言いました。
「レスビアンのオートバイパレード」は、「ゲイ・パレード」の目玉の一つで、毎年彼女達がパレードの先頭になります。
その後、シャノンが言った言葉に、私は「おー!」とうなったのです。
彼女は、「だって、私はレスビアンだから」と付け加えたのです。
僕は、ゲイについての偏見はないつもりだったのですが、こうはっきりと目の前で「私はゲイです」と告白されたのは初めて
だったので、ちょっと驚いたと共に、そのオープンさに「さすが、ゲイカルチャーの中心サンフランシスコ」と感心しました。
