(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
アダルトスクールは、ノンクレジット(大学の単位にならない。)なので、出席も厳しくないし、テストもレポート提出も
ほとんど無いので気楽です。宿題も時々出ますが、それほどきつくありません。
ある日、週末に映画「Seven Days in Tibet」を見てくるという宿題が出ました。映画は、第二次世界大戦中の話で、
ブラッド・ピット扮するドイツ将校がチベットに逃げ込み、色々ないきさつがあった後、ダライ・ラマの家庭教師になり、
チベットの文化に感銘すると共に、ダライ・ラマとの交流を深めるといったストーリーです。
この映画は、実話に基づいたものであり、チベットが中国に侵略され、最後には、インドに逃げる所が描かれています。
ストーリーはおもしろかったし、砂絵や、マンダラ画に代表されるチベットの宗教芸術は美しく、良い映画でした。
ちなみに、一緒に見に行った僕の妻は、「チベットの芸術もきれいだったけど、ブラッド・ピットの方がもっときれい。」と
言って喜んでいました。
チベット側の視点から描かれた映画ですから、映画の中では、ミミズも殺さないチベット人に対し、中国人は憎憎しく
描かれています。
例えば、中国の将校がチベットに入国した際、チベットの砂絵を踏みつけてダライ・ラマに会いに行くシーンがありました。
本当にこんな事があったのかどうかは分かりませんが、かなり強烈に印象に残るシーンでした。
映画が公開されたのは、1997年で、サンフランシスコでは「Save Tibet」運動がさかんだった時でもあり、よくCIISの
近くでデモがありました。当時CIISはジャパンタウンの東側にあり、近くに中国領事館があったのです。
また、CIISはチベットとの交流を積極的に行っており、ダライ・ラマも何度かCIIS主催の講演会に来た事があり、学生の
中にも「Save Tibet」運動に参加していた人達がけっこういました。
僕自身、チベット仏教に興味を持っていましたし、また、色鮮やかなチベットの砂絵の美しさに惹かれていました。
ですから、チベットと言うと、なんとなく肩入れしたくなります。
