(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
もちろん、いつもAをもらう訳ではありません。しかし、そんなに良い点をもらえなかったレポートでも、きちんと学生の誤解を
指摘して「ここは、こうした方が良い」等と助言をくれ、とても参考になるし、また、良い個所があれば「この部分は、とても
良い」などと書いてくれます。
こんな風ですから、インストラクターからの評価は(ほとんどの場合)納得できるものです。
最初の頃は、自分のレポートに対し、ボロクソに言われるのではないかと恐れていたのですが、しだいにインストラクターの
コメントが楽しみになっていきました。
また、総じて、インストラクター達には「学生の新しいアイデアを歓迎する」という態度が見られます。
色々な文献を引用しているけれど独自のアイデアが少ないレポートより、未熟ながらも自分のアイデアを提示したレポートの
方が、はるかに良い点をもらえます。このため、学生の側としては冒険ができるのです。
もちろん、新しいアイデアを提示するためには、それなりの理論武装をしなければならず、これは理屈っぽいアメリカ人を
納得させなければならないので、「行間を読む」のが得意な日本人にとっては、けっこう大変な作業です。
しかし、自分が提示したアイデアを賞賛されたりすると、「ぶたもおだてりゃ木に登る」で、どんどん自分のアイデアを出したく
なるものです。
各クラスには、だいたい10〜15人くらいの学生がいて、多い時には、30人以上になる場合もあります。
それでもインストラクター達は、ひとりひとりにていねいなコメントをくれます。
ですから、インストラクターのロードは、大変なものだと思います。
アメリカのテレビの番組(ドラマ)の中で、大学の教授役の人が「今、ミッドタームのシーズンだから忙しい」と言って自分の
書斎にこもりっきりになるというシーンがありましたが、確かにミッドタームとファイナルの時期は、インストラクター達は
とても多忙です。
