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先生の成績表(1)

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

ほとんどのCIIS の教授達は、学生に対してとてもサポーティブです。彼等は、質問をすれば時間外でもていねいに答えてくれ
ますし、適切な助言を与えてくれます。
また、「あなたは、きっと良いセラピストになるだろう」とか、「君の努力には感謝する」等、こちらが照れてしまう位の励ましの
言葉をくれます。

僕が感動したのは、レポートに対するコメントです。
彼等は、実にていねいに学生のレポートを読んでおり、そのコメントは、時には2ページに及ぶ事もあります。良いレポートの
時は、「excellent!」とか、「outstanding job!」等と言って、これでもかとほめてくれます。

僕は、リサーチのクラスで初めてAの評価をもらったのですが、インストラクター(教授)のバーマンは、レポート用紙1枚に
びっしりコメントを書いてくれただけでなく、レポートのテーマに関連する文献等を教えてくれました。
夏休みに、僕は妻をつれて学校に行った事があるのですが、その時バーマンが、遠くの方から僕たちに声をかけて、「ヨシ、
君のファイナルペーパーはすばらしかった。とても感謝している。」と言ってくれました。

しかし、「感謝している」には、驚きましたね。
今まで、学校の先生から自分の提出したレポートに対して「感謝している」なんて言葉を聞いた事がありません。
彼等には、「学生のレポートをランク付けして点をつける」というより、「レポートは、議論の場である。」と言う意識の方が
強く、学生を自分の弟子あるいは部下の様には見ず、ある面では対等に近い関係と見ているのかもしれません。

妻には日ごろさえない所ばかり見せているのですが、この時ばかりは、ちょっとばかり見栄がはれました。



(向後善之)

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