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How you doing ?(1)

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

サンフランシスコに来た当初、それまでそれなりに勉強して来たので「英語はなんとかなる」なんて思いあがっていたのですが、
それはとんでもない勘違いでした。

まず、簡単な単語、例えば、"coffee" とか、"orange juice" などでさえ、なかなか通じませんでした。ある時などは、"Milk"と
たのんだのに、 "Mid Size Coke"が出てきた事もあります。これには、まいりましたね。よく日本では、「1年もアメリカで
生活すれば、英語なんてペラペラだよ」なんて言う方がいるのですが、あれは迷信だと思います。合計5年弱のアメリカ生活で、
「英語がペラペラだ」なんて感じた事はありません。

ともあれ、あやしい英語のまま、サンフランシスコに着いてからすぐに授業が始まりました。
インストラクター(教授)の言う事は、まじめに(生まれて初めて)予習していたのでなんとかついていけたのですが、学生達が
話し始めるとさっぱりでした。彼らは、早口で何を言っているのかわからず、やっと理解できる頃にはもう次の話題に移って
いました。
また、僕の在籍していた Integral Counseling Psychology(ICP)専攻に在籍している日本人は、上級生もふくめ僕だけだった
というのも大きな誤算でした。「どうせ、サンフランシスコだから、日本人学生はたくさんいるだろうし、授業でわからないことが
あったら、日本人の同級生に聞けばいい」なんて甘いことを考えていたのですが、そんな目論見は初日で無残に崩れてしまいました。

自分の英語力のなさに唖然とし、日本人留学生がいないことに心細さを感じ、その事が僕を臆病にし、教室ではなるべく目立たない
様にするようになりました。



(向後善之)

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