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Dramatically Improved(4)

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

しかし、僕は、本当に"Dramatically improved"だったのだろうか?と思うのです。
6か月前とその時の会話能力は、そんなに変わっったという実感がありません。
ただ、大きな違いは、自分がどんなに努力したかを、はっきり言った事です。

半年前、A教授に僕の英語はなっていないと言われた時、僕は、何の反論もしませんでした。教授会で、Aの発言により僕の
英語が問題になった時も、「自分がいけないんだ」という気持ちでした。日本だったらこれでも良いのですが、アメリカでは、
これじゃダメみたいです。自分が、「どんなにすばらしいか」、「どんなに努力しているのか」を、はっきり自信を持って
アピールしなければならないのです。

A教授の行動は、アメリカでは当然の事なのかもしれません。ちょっと問題がある学生については、「教授会で話し合い、
ブレインストームを通して解決策をさぐる」と言うのが、彼等のやり方なのでしょう。
もし、僕が、6か月前にしっかりと自己主張しておけば、もっと早く解決していたのかもしれません。
でも、こういった自己主張は、謙虚な日本人の僕には、けっこう、ストレスフルな事でした。

その頃、A教授には、怒り心頭だったのですが、今から思えば、A教授は、当然のことをしたと思います。
僕は、A教授の前では、きちんと自己主張できませんでしたし、自信なさげで、これでは、アメリカ人クライアントにたちうち
できなかっただろうと思います。

このプラクティカム騒動で、僕はアメリカ人と交渉するコツを少し学ぶことができました。彼らには、弱みを見せず、権利を
しっかりと主張することです。そして、自分がやってきた努力をきちんと論理立てて説明することです。彼らは、論理的に納得
すれば、強い味方になってくれます。
ボブもパドマも、そして、カップルセラピーのクラスでお世話になったジュディーも、教授会で、僕のために大応援演説をして
くれたみたいです。ボブ、パドマ、ジュディー、そして、スーザンとケビンには、今でもとても感謝しています。

面接から一週間後、ボブから電話があり、「教授会で、プラクティカムの許可が出た」との事でした。



(向後善之)

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