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幻覚と妄想と夢と瞑想

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

前回お伝えしたように、幻覚や妄想が、ミンデルの言うドリームランドで起こる現象であるとすれば、それは、夢と同じ
ようなものなのではないかと、想像されます。
つまり、幻覚や妄想は、夢が日常的現実に染み出してきたものと考えられるのではないかと思います。
もし、そうだとすれば、幻覚や妄想には、夢に対するアプローチが応用できるのではないかと、僕は考えています。

これまでの主なアプローチは、薬物療法などによる幻覚・妄想の沈静化に焦点があてられていたのですが、夢に対する
アプローチと同様に、幻覚や妄想が持つ深層的な意味に注目するという手法がとれるのではないかと思います。

以前ご紹介した「声との会話」は、そうした試みのひとつを示したものです。声と会話できない場合、たいてい、
そこには幻覚や妄想に対する恐怖があります。その恐怖をいかに少なくしていけるかが、ケアの大きな鍵になると思います。



(向後善之)

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