よくあるご質問(コラム1について)
1.「セラピーについて ・・セラピストは助産婦?・・」に対して:
Q:アドバイスも分析もしないセラピストってなんとなく物足りないのですが。
アドバイスがほしい場合もあるのではないですか?
A:時には、アドバイスも分析もしますが、私(向後)は、「クライアントと共に問題にあたる」事を基本スタンスと
していますから、セッション中のアドバイスや分析は、指示的なセラピーを行っている人たちと比べれば、
かなり少ないと思います。
その理由は:
(1)今の世の中、アドバイスで満ち溢れており、日々の生活で、アドバイスを受ける事に慣れすぎている場合があります。
そうした場合、クライアントにとっては、セラピストからのアドバイスよりも、自分の頭で考えるという経験の方が必要な
場合が多いと考えます。
(2)セラピストのアドバイスや分析結果は、100%正しいとは限りません。
しかし、クライアントがセラピストを権威と見ていると、そのまま無批判に受け入れてしまう事があります。
(3)単に分析結果を伝えるのでは、クライアントにとってあまり効果がない場合が多いのです。
セラピーは、トラウマの原因となった状況を異なる形(セラピストとのやりとりの中)で再体験する場であると考えます。
等です。
ただ、まったくアドバイスも分析もしないわけではありません。必要に応じて行います。
例えば、薬物依存の特に初期のセッションでは、アドバイス主体になる場合が多いです。
