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日本のクライアントは独特か???

(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)

こちらのコラムの中で、「日本のクライアントさんは独特ですからねー」と言われることがあるということを書きました。
彼らの主張は、「日本のクライアントさんは独特なので、アメリカの手法が必ずしも日本人クライアントさんにあてはまらない」
ということなのでしょう。

しかし、はたしてそうなのでしょうか?

確かに、日本のクライアントさんは、自分の感情を言語的に表現しない傾向があります。これは、ひとつは文化的な問題で、
自分の感情を表現するということを潔しとしない考え方があるのかもしれませんし、そもそも日本語の中に、感情表現のための
単語が少ないということもあるでしょう。

また、アメリカでは「いかに自分のユニークさを表現するか」ということでストレスを感じる人が少なくないのに対し、日本では、
「いかに自分のユニークさを抑圧し、グループ意識にあわせるのか」ということでストレスを感じる人が多いと言えるかもしれ
ません。

そして、日本のクライアントさんは、アメリカのクライアントさんよりカウンセラーにアドバイスを求める傾向が強いという
傾向があるようです。

でも、主な違いはそんなもんで、後は、そんなに大きくは違いません。また、アメリカでは、最近アジア系の人が増えている
こともあり、多文化的な視点から、さまざまな研究がなされていますし、学校では、多文化カウンセリングをかなりの時間を
割いて勉強します。

そういうわけで、現在アメリカ(欧米)で提案されているカウンセリング手法のほとんどが、日本のクライアントさんに適用
できると、僕は考えています。



(向後善之)

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