(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
クライアントさんの中には、「(カウンセラーに)こんなことを言ってはいけないんじゃないか?」、「なんかしっくりこない
けど、先生が言うのだから、正しいのだろう」と思って、カウンセリングに対する希望や要望を、なにも言わない方がよいのでは
ないかと思っている方が少なくないようです。
そんなことは、ありません!
基本的にクライアントさんは、カウンセラーに対し、何を言ってもいいと思ってください。
カウンセリングの時間は、クライアントさんのためにあるのですから。
例えば、「このテーマは、1ヶ月ぐらいで解決したい」、「もう元気になったので、そろそろカウンセリングの終了を考えたい」と
いった希望だけでなく、「この前の心理テストの結果は、自分にはあてはまらないように思う」、「今行っているカウンセリングの
手法が自分にはどうもしっくりこない」、「効果が見えてこない」、「カウンセラーの言葉に傷ついた」などのカウンセラーに
対する意見や注文も、まったくかまいません。
このようなクライアントさんからの希望、要望、意見、注文などにきちんと丁寧に対応できるというのが、カウンセラーに
求められる資質です。
例えば、クライアントさんが「あんまり、カウンセリングの効果が見えないんですけど・・」と言ってきたとき、カウンセラーが、
イライラした様子で、「効果が無いのは、あなたが、私のアドバイスをきちんとやっていないからです!」と言ったとします。
もし、自分の手法がうまくいっていないことにうすうすでも気づいていたのなら、このカウンセラーは、自分のやり方が否定
されることに対し過度に防衛的になっている自分に気づいていない・・つまり、純粋性に欠けていると言えるかもしれませんね。
カウンセリングがうまくいかないのなら、その原因を謙虚に検討し、もし自分の手法に限界があるのなら、そのクライアント
さんに合う手法に熟練している他のカウンセラーを紹介すればいいだけのことです。
