(本稿は、カウンセラー'sブログより抜粋したものです)
前回は、ディベート型のディスカッションについてお話ししましたが、今回は、もうひとつの代表的なディスカッション
スタイルである、ブレーンストーミングについてお話しましょう。
ブレーンストーミング(ブレスト)とは、「複数のメンバーが自由にアイデアを出し合い、お互いの発想の違いを利用して
新たなアイデアを生み出そうとする方法」を示します。
「ブレスト」には、「提出されたアイデアに対する批判や判断は行わない」というルールがあり、基本的な考え方は、
●アイデアは多いほどよい。
●とっぴなアイデアも歓迎する。
●他人のアイデアを修正、改善、発展、結合することも歓迎する。
となります。
「ブレスト型ディスカッション」の場では、「全員が参加している」という意識を、メンバーそれぞれが持つことができ
ます。
ブレストにおいては、どんな稚拙な考えや、とっぴなアイデアも否定しないので、安全な場が確保されます。その結果、
メンバーそれぞれが、失敗を恐れず自由にアイデアを出すことができます。
ブレストは、「へたな鉄砲数打ちゃ当たる」の姿勢で行なうことが大切です。従って、「10年早い」は、御法度です!
また、他人のアイデアから触発されて出てくるアイデアも大歓迎なので、ひとつのアイデアから刺激を受け、それがさらに
新たな発想が生まれてきます。最初は、とっぴなアイデアでも、それに触発されたアイデアにより洗練され、現実的になって
くることも少なくありません。
ブレストには、こうした長所もいっぱいありますが、早急に意思決定するときや、二者択一の決定が必要なときなどには、
不向きな方法と言えるでしょう
従って、「ディベート型ディスカッション」と「ブレスト型ディスカッション」をうまく使い分けることが大切です。
